0830 本心を隠したふたり 本当はその手に触れたいことも知ってる
0829 平静を装いつつも口数が増える 平穏でいられぬ心
0828 二人きり過ごした僅かな時間にも深まる想い ねぇ、振り向いて
0827 秘密だけ作った今日はときめきと後ろめたさをひとり食む夜
0826 初めての君とふたりきり はにかんだままの言葉は足りなさ過ぎて
0825 望むのは君に酔いしれつく眠り 叶わぬ夜にまたひとり飲む
0824 眠るたび君を忘れてしまいたい願い虚しくまだ君が好き
0823 濡れた目で見つめる君に盗まれた恥ずかしさとか自制心とか
0822 逃げ出したこの現実から離れゆく二度目の恋もまた現実で
0821 何をしていても何度でも蘇る君の腕の中微睡む記憶
0820 触れられた記憶は遠く唇を指でなぞりて待つ君の肌
0819 「来年の桜はここで見ようか」と果たせない約束をする君
0818 鍋を振るこの手はほんの少し前 触れていた君の頬と唇
0コメント