20010927

0817 遠い明日の約束を口にする君は届かないこともわかってはいて
0816 「手に触れて良い?」それだけが言えなくて無言で奪う帰り際の手

0815 告げられぬ想いは積もり重なって潰れてしまおう 深夜にひとり

0814 近道を探して地図に無い道を走るみたいな君への恋は

0813 溜息が積もる胸の中たたずんでいる私 君に「好き」と告げたい


0812 そっと手に触れた君 ただそれだけで伝わる想い「君を抱きたい」

0811 背中向け帰る君見送る駅で世界が少し傾く夕暮れ

0810 水曜のあなたの帰りが早い日は少し切ない 君が足りない

0809 しがらみに縛られた恋をしてるだけ君への想いに変わりなど無い

0808 咲く花に思わず足をとめた朝ささくれた胸潤す恋は


0807 ただ指を静かに撫でているだけの君に心ごと溶かされていく

0806 言い出せぬ言葉は積もり溜息に変わる 吐き出そう 息をするため

0805 沈黙に握る左手滑る指ただそれだけで息すら出来ず

0804 キスさえもしない一日 溜息は積もり重なる 隣に居ても

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