0803 恋人と呼ぶ君の手に抱かれた眠りこんなにも心地良いウソ
0802 経験を重ねて今があるけれど過去は消したい君の胸の中
0801 空気吸い吐くだけを繰り返しつつ溜息ばかりが癖になる恋
0800 君にまた傷をもらった けれどもう知ってる 嫌いになんかなれない
0799 髪に触れ頬を滑り唇弾く頑なな私溶かす君の手
0798 温度差を感じるメール 返事すら出来ぬ幼さに唇を噛む
0797 鉛筆で綿密に書く未来図を遠慮も無しに消してゆく君
0796 嘘だとか上手い言い訳を繰り返し固めた鎧 君に脱がされ
0795 いましがた決めた心はいつの間に解けて君をまた想ってる
0794 飽きるほど繰り返してる「明日からは君を忘れて生きていく」とか
0793 向かい合いふたりで居ても各々に本を読むだけ そんな幸せ
0792 おひとりの時間が終わるカフェオレをおかわりして少しの悪足掻き
0791 こんなにも静かな朝だ目の前に君は居ないし予定もないし
0790 厨房の食器の音と音楽と沈黙だけの朝のファミレス
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