20100913

0683  愛しさを隠して過ごす時間だけ僕だけの君を激しく求め
0682 君がつい手を伸ばしたくなるような私でいたい 会う日はいつも

0681 鈴虫の合唱聴きつ夜風浴び君想い腕抱く秋は来た


0680 夜が来るたびに何度でも唇を求められたい 君が死ぬまで

0679 いつか死ぬのなら今のこの瞬間は君の唇に溶かされてたい

0678 頬に手を添えて強引に口付ける君の我慢を感じた瞬間

0677 何度でも寄せる波 君に身を任せ揺らめく 朝など来なくてもいい

0676 唇を見つめる君の目に気付く 「触れて」と言えたらきっと始まる

0675 指伸ばし君をうなじごと引き寄せて甘いキスあげる 溺れて欲しい

0674 唇を這わすその耳に首筋に 欲しい 微かな君の鳴き声

0673 唇に触れたかったと君は言う 同じ気持ちで待っていたんだ

0672 ゆうるりと微かに触れた唇が君の温度で溶かされてゆく

0671 「明日の朝ごはんどうする?」スーパーで君と慣れない会話が嬉しい

0670 カゴを持つ君 袋詰めする私 夫婦のふりした切ない遊び

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久々に返歌とかたくさんした夜でした。
あと、また唇短歌で遊んでいた。(´ω`)

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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