0056: 雨音に呟き重ねる我が想い 消えろ紛れろ伝わらぬよう
0055: 君が消え日々は平穏に過ぎゆけど記憶ひとかけら眠れぬ夜更け
0054: 君だけが触れて漏れ出る溜息に「どうしてだろう」「好きだからだね」
0053: オレンジのカーテン滲む真昼時ふたりうごめき湿度を上げて
0052: 堕ちた日に背負いしものは同じだと君の覚悟を抱きしめて笑む
0051: タイムマシンあってもきっと使いません。いま、このいまが、幸せなのです。
0050: 「人生をやり直したい」と言ったあと「いや今のままでいい」という君
0049: 長き時共に歩きて辛き日もあれど吾には君の愛あり
0048: 沈黙が怖くて繰り出す言葉なれど空っぽなのはわかってはいた
0047: 曇天から涙ほたりと頬に落ち気づく心の中は土砂降り
0046: 苛立ちの中でもそっと感じてる あなたの変わらぬ溢れる愛を
0045: 静寂の中に小鳥のさえずりとパンを焼く音 耳揺らす朝
0044: 夜風吹き君に包まれ脚と脚擦り合わせた温もり恋し
0043: おやすみと告げるつもりが空白む 君のおかげで寝不足の日々
0042: 君からのメール待ってはいないんだ。今日の私はひとりでいいの。
0041: 君を消した一日がもうすぐ終わる 大丈夫、まだ生きているから
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